2週間前までは、10月とは思えない暑さが続いていましたが、最近は、朝晩の気温も下がり、日中も過ごしやすくようやく秋らしい季節になったのかなと思います。一方、会計事務所としては、繁忙期が始まる1歩手前ってとこでしょうか。この時期は落ち着いて業務に邁進しています。  

                                  

 何度も話題に上がっている新型コロナウィルスの感染状況ですが、ここにきて新規感染者数が急激に減少しました。9月末までは何千人という単位だった新規感染者数が、現在2桁台に落ち着いています。この急激な減少の理由ははっきりと分かっていないそうですが、考えられるとすれば、2回目のワクチンの接種率が増加していること。そして緊急事態宣言が解除されても引き続き皆さんが徹底した感染対策をしているからではないのかと思います。しかし、これから12月・1月にかけて、第6波が来るのではないかと予想されています。引き続き油断せずに基本的な感染対策(手洗い、うがい、密を避けるなど)をしっかりと行っていきたいと思います。

  

 さて、今年もいよいよ令和3年度の年末調整業務が始まります。                      

昨年度(令和2年度)の年末調整は改正点が多く大変だったのですが、今年は大きな改正点もなく、昨年度と同様の書類の記載でOKです。しいてあげるとしたら、年末調整の3枚の申告書(扶養控除等申告書、保険料控除申告書、基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼所得金額調整控除申告書)に押印欄がなくなったということでしょうか。(従業員の個人印、会社の印)

 

P.S.

 2024年に一万円札、五千円札、千円札の紙幣が約20年ぶりにデザインが一新されます。それぞれ肖像画が、一万円札:福沢諭吉から渋沢栄一、五千円札:樋口一葉から津田梅子、千円札が野口英世から北里柴三郎へ変更されます。この中でも新一万円札のデザインに選ばれた渋沢栄一。今、大河ドラマでも主人公として取り上げられ、何かと話題になっています。渋沢栄一は、日本の資本主義の父とも呼ばれ、生涯に渡り約500以上の会社等の設立・関与をしました。代表的なものに、第一国立銀行(現在のみずほ銀行)、東京株式取引所(現在の東京証券取引所)があります。

 ドラマの方は現在、日本初の銀行(先程の第一国立銀行)設立の話です。                    これから、実業家としての渋沢栄一がどこへ向かっていくのかワクワクしながら毎週楽しみに観ようと思います。