コロナ渦の中、3密を避けるための工夫を色々考えている会社や人はたくさんいると思う。よく耳にするのがテレワーク、時間帯をずらしたフレックスタイムの導入、間引き(交代制)出勤など、様々な方法がとられています。

事務所で就業することが基本ではあるが、クライアントに訪問することも多い。事務所内での密を避けることはもちろんだが、移動する状況も注意が必要だ。

最近では自動車内での感染の報告があると聞く。ならば近所の移動は自転車などが有効かも。少し運動したような気分にもなる。そう考えている人は当然多い。日本だけでなく世界でも自転車を利用する人が急増し、春ごろから売り上げが大幅にアップしたという。

そんなある日、とある行政の建物内で1枚のポスターが目についた。内容は「自転車にも自賠責が義務化」という条例だ。2015年に兵庫県で初めて条例を取り決めて以来、近年導入した自治体が増えているという。普段私は自転車には乗らないので、以前見たときは、『へーそうなんだ』みたいな感覚でした。しかし今回自分が乗るかもという状況で改めて見ると『えっそうなんだ!』と思いました。確かに最近は自転車の事故が増えてきていると聞きます。数年前、電動アシスト自転車にスマホとジュースを手に持ち、歩行者と追突し死亡事故になったというニュースは記憶に新しい。もちろんこのような事故は運転マナーの問題ではありますが、数千万円~1億円と高額な賠償金事件になるケースもあるといいます。自転車といっても車両と同じ。飲酒運転や信号無視、警鐘がなってからの踏切内侵入、片手運転、よく聞くのが無灯火など道路交通法違反の罰則の取り締まりが強化されていると聞きます。

 私自身子供の頃以来なので、もし運転する時はたかが自転車ではなく慎重に運転する心構えが必要。心地よい風を感じながら安全運転していきたい。

コロナの対策により様々な変化や新しい取り組みが広がってきています。10年ごとに世界情勢は変わる、いわゆる10年一昔。今がちょうどその時かも知れませんね。いずれにしても、何事も少し慎重になって行動することも大切ですね。(T.O課長)